2018
11/08

NGワーク・税金・時間管理…初めての副業で押さえておきたい3大ポイント【前編】


副業を始めるにあたって、ここだけは絶対押さえておきたいという3つのポイントがあります。長く続けることができ、本業とのトラブルを生じない副業を実践するためにもしっかりとチェックしておきたい点ですので、3回に分け詳しくご紹介します。「副業としてのNGワーク」「確定申告」「時間管理」のうち、まずは「副業としてのNGワーク」から見ていきましょう。

キャリア50-64

・本業と競合はNG
多くの企業には、従業員の「競業避止義務」があります。これは本業の会社の取引先に対して副業で似たようなサービスの営業をしたり、本業と同等の商売を別の場所で行ったりしないという約束です。違反した場合即刻解雇される場合もありますので、相当するような副業は避けなければなりません。

・悪いイメージのある仕事はNG
世間的にイメージの悪い仕事は避けた方が良いでしょう。例えば、本業がプログラマーという人が、スパムを流すような副業をした場合、本業で働く企業のイメージや信頼度を下げることにつながる可能性があります。本業のイメージに留まらず、自分自身の経歴に傷がついてしまうこともあり得るので、このような副業は避けるべきです。

・本業と時間帯がかぶるのはNG
本業の時間帯に副業の仕事をするのもNGです。本業の営業で出かけたついでに、副業のお客様と商談をするなどがこれに当たります。効率性を考えると、ついやりたくなってしまいますが、本業の同僚や上司に見つかった場合、かなり悪い印象を与えます。評価が下がったり、最悪の場合リストラの対象になったりする可能性もあります。副業は退社後や出社前にできるものを選ぶようにしましょう。

・現金のやり取りはNG
身近で、簡単なイメージがある「現金でやり取りする商売」ですが、実際には管理が煩雑になりがちです。売上の記帳や領収書の発行、副業のお金とプライベートのお金の区別など、予想以上に手間がかかりますのでお勧めできません。副業として行うなら、振込など履歴が残る方法を選びましょう。

・時間を切り売りをするだけはNG
単なる時間の切り売りになるような作業系の副業や、本業のパフォーマンスに悪影響を与えるような複業も避けるべきです。大好きなことであれば良いのですが、疲労がたまっていくような副業の仕方は続けていくことが難しいでしょう。

副業のNGワークについてまとめると、本業と競合するもの、本業のイメージを損なうもの、本業でのパフォーマンスや評価が下がるもの等が挙げられます。次回は、副業としての「確定申告のルール」をご紹介します。


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