2019
02/26

本業の不満は副業で解決できる! ~その④スキルアップ~


5回に分けてお届けしている本シリーズ、4回目は副業で行う「スキルアップ」についてです。

前回はこちらです。

本業でスキル不足を実感したり、指摘されたりしたことはあるでしょうか?
実は副業を通じて本業でも役立つスキルを身に付けたり、磨いたりすることができます。

自分のスキルの価格はいくらか考える

そもそもスキルとは?

スキルは定性的なものであり、その内容や程度を具体的に数値で表せるものではありません。経験や訓練を通じてその人が身に付けた技術や資格と同じ意味で使われることが多く、広い概念を有しています。

仕事に役立つ資格を持っている場合は1つの基準にはなりますが、今までの経験も含めてスキルと認識されるため、同じ資格を持っていても個人によってスキルのレベルや内容は異なります。

結果をうまく出せない時「自分にもっとスキルがあれば」と思うミドル・シニアは多いでしょう。しかし、社会は日進月歩、驚くほどの速さで移り変わっており、状況が変われば求められるスキルも変わってきます。よってスキルアップに終わりはなく、常に状況に対応していくことが求められます。

例えば、スキルが定量的でないことから企画職を希望しても営業職に配属されたAさん。数年の営業経験を積んで得たマーケティングスキルを企画部門で活かしたいと異動を希望しても、簡単に実現しない。そんな例は山ほどあるでしょう。

これには社内の人的配置の問題だけでなく、自分のスキルを相手に理解させることや、上司や会社が個人のスキルを的確に把握することが困難であることが影響しています。一般的に言われる営業スキルや企画スキルの場合、個人の経験を通してその人ならではの価値や個性によって培われるため、数値化は難しいのです。

スキルを高められる副業を

本業でも自分が望むスキルは高められますが機会は限られます。その場合、副業で自分が望むようなスキルアップを実現してみてはいかがでしょうか。

例えば、ITの会社でプログラミングスキルを伸ばしたいBさん。与えられた仕事は保守管理や社内システムの構築のため、望んでいるプログラミングスキルは伸ばしにくい状況です。そこで、副業としてプログラミングを行うことに。

新しいIT技術を常にキャッチアップし、刺激的な毎日を送っています。また、副業で得た新しいIT技術が本業で役に立つことも多々あります。ITの仕事のみならず、営業や企画など様々な職種で副業によって自分が望むスキルアップは可能なのです。

副業・複業・兼業を通して新しい人に出会い、新しい経験を積むことで、希望するスキルや役立つスキルは高まるのではないでしょうか。

次は最終回、副業の「将来性」についてです。


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