転職を考えたとき、人材紹介会社…
50代の転職に必要なのは「これまでの当たり前」はないものと考えること~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.77〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
働き方が多様化し、昭和の時代に比べると50代で転職する人も増えていますよね。そして転職の理由は、「別の会社で挑戦したい」「他の会社を体験してみたい」「第二の人生を生きたい」などさまざまです。しかし、新たな気持ちで転職したものの「こんなはずじゃなかった」と後悔する人も。そこで50代の転職において必要なことを紹介します。
新しい会社の雰囲気や仕事の進め方を知っておこう
新卒から50代まで一つの会社で勤め続けると、その会社の常識が世の中の常識のような感覚になってしまいます。しかしながら、会社から一歩外に出ると「これまでのやり方はなんだったんだ」と戸惑うことが多いものです。私もいわゆる大企業やベンチャー企業で働いたことがありますが、意思決定の方法や仕事の進め方、会社の雰囲気もまったく違いました。
転職先で感じるギャップを受け入れられないと、思い描いていた第二の職場像とかけ離れ過ぎて「こんなはずじゃなかった」と辛い思いをする人もいるでしょう。これまで「〜部長・課長」と呼ばれていた人が、いきなり年下から「〜さん」と呼ばれると、プライドが高めの人は「イラッと」するかもしれませんね。そこで、いったん自分の考えは置いて、新しい会社の雰囲気や仕事の進め方を理解することから始めましょう。日本と海外の食べ物や習慣が違うように、会社ごとにそれぞれのルールや習慣があるのです。
ギャップを減らすためには意識を変えていく
ある会社は「会議が長引いたら、そのぶんお昼時間が短くなる」、またある会社は「会議が長引いたら、お昼時間が後ろ倒しになる」これは私自身も体験したことです。時間の使い方や考え方がまったく違いますよね。
「前の会社のやり方はこうだったのに」「前の会社のように進めた方が効率がいいのに」と思いたくなる気持ちも分かりますが、「前の会社は……」とばかり意識が向いてしまうと、ギャップしか生まれません。そこで「これまでの当たり前」はないものだと考えてみましょう。前の会社の常識は、新しい会社では非常識くらい、かけ離れていることもあるかもしれませんね。戸惑いつつも、「新しい会社での当たり前」を「当たり前のこと」だと意識していくことが必要ですね。「郷に入っては郷に従え」と言いますが、その通りです。
20代や30代と完全に馴染むことはできないと思いますが、「こんなものなんだ」「これがこの会社の常識なんだ」と受け入れてみましょう。少しずつ人にも馴染んできたら、「その会社の中の当たり前」のことについての、どう思うかなど、考え方などを聞いてみてもいいかもしれません。そうすることで、その会社の雰囲気なども掴めてくると思います。
特に、一つの会社に長く勤めたタイプの50代の転職は、頭が凝り固まっていることがあるので、ぜひ考えをほぐす事から始めてみましょう!
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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