「50代からのちょっとワガママ…
新しいことを始める前に…辞めることを決めてみよう〜 50代からのちょっとワガママな生き方 〜Vol.40 〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
新しい年に切り替わり「今年こそはダイエットしよう」「資格を取得しよう」など色々な目標を立てた方も多いでしょう。もしかしたらすでに3日坊主で終わっている方もいるかもしれませんね。失敗の原因に「忙しいから」「時間を作れないから」という理由があります。今年こそは新しいことを始めたい方は、まずは辞めることを決めてみてはいかがでしょう。
新しいことを始める前に、なぜ辞めることを決めるのか?
「忙しい」が口癖になるくらい、現代人は時間に追われることが多い状況だと思います。ただでさえ忙しい生活の中に、新しいことを始める余裕はありますか?
「古いものを捨てると、新しいものが入ってくる」と言われますが、これは片付けだけに限ったことではありません。今の状態のまま、新しいことを始めると、満杯のタンスに服を詰め込むと同様に、詰め込み過ぎで心と体への負担が大きくなってしまいます。
1日の24時間が増えることはないため、新しいことを始めるための時間を作らないといけません。これは今の生活の中に隙間時間を見つけるということではなく、辞めることを決めて時間を作りましょうということなんですね。物を断捨離するように、時間を作り出すために「辞めること」を決めることから始めてみましょう。
「辞めること」を決めるポイントは?
「やっていることはどれも大事なことだから、辞めることが見つからない」という方もいるでしょう。そのような方は1日のスケジュールを書き出してみましょう。
・スマホでネットサーフィン
・なんとなくテレビを見ている時間
・行きたくないけど付き合いで行っている飲み会
・スマホゲーム
・つきあい残業
・通勤時間
もちろん、気分転換の時間も必要ですが、自分にとって「必要がないこと」はありませんか?「つきあい残業」「つきあいの飲み会」など、自分に必要ないと思ったことは断る勇気を持ってみてはいかがでしょう。今回、新型コロナウイルス感染症によって、会社に出社することが当たり前でなくなりました。「当たり前」だと思っていることが実は必要でないことかもしれません。ぜひ見直してみましょう。
1日10分を続けたら、単純計算すると1年で3650分。1日24時間は誰もが平等に与えられた時間です。まずは欲張らず、少しずつ始めてみましょう。来年が楽しみですね。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。