【副業スタート編】【一念発起編…
保険会社勤務の主婦が1年で実現!「副業からWebディレクター」転身日記 【一念発起編】
前回の【副業開スタート編】では私の副業ライターデビューについてお話ししました。
「仕事になる」という自覚の無いスキルが思いがけず副業につながったわけなのですが、さてその後…
副業から本業に転機
当のWEBサイトの仕事を続けていると、自然と(同級生飲み仲間の)社長のビジネスについても知るチャンスが増えて来ました。ミドル・シニアが元気に活躍する仕組みを作りたい、という夢に「いいじゃん、雇ってよ(笑)」と冗談交じりに話していたんです。
ところが、ある日社長が「いよいよ新事業をやるから手伝ってくれない?」と言うではありませんか。「当面は今やっているWEBの仕事を中心に」という申し出に即答していた自分。
今考えると、もう少し迷っても良かったのでは?という気もしますが、「やりたい!お願いします。」と言ってたんですよね。
年齢的には人生の折り返し地点は既に通過し、子育ても一段落していた私。新しいチャレンジをするなら一刻も早く始めたい!と思ったんです。前職の保険会社から円満に転職。2017年6月、WEB制作・コンサルタント会社での新入社員ライフが始まりました。
50歳の新入社員に究極のOJT
さて、入社して愕然としました。当たり前ですが、小さい会社のましてや3人目の社員に「導入研修」なんてない!(笑)
聞けば教えてくれるのはわかっているのですが、そもそも質問するためのボキャブラリーがありませんでした。まさに「何がわからないかわからない」状態の日々。泣。
とはいえ、保険会社の仕事をしていたので事務仕事にはある程度自信がありました。でも、小さいWEB制作会社に事務的なルーティンの仕事などほとんどないということがわかってきて…
それよりも、お客様の個別のニーズに対応するような仕事が次から次へと襲ってきました。いわば究極のOJT。
初めて客先のミーティングに同行したときには何を話しているのかチンプンカンプン。WEBの専門用語がわからないのです。でも、持ち前の好奇心が手伝って、(真剣な表情で)メモを取り、帰路で社長に説明してもらいながら少しずつ語彙を蓄えていったのです。
眠っていた自分のスキルが目を覚ます
ボキャブラリーが増えると「Google先生への質問の仕方」のコツがわかってきますから、自主トレのスピードが上がりました。毎月の社外のSEO勉強会もだんだん意味がわかるように。
ここでも好奇心旺盛なのが手伝って、担当しているサイトの分析ができるようにもなり仕事の幅がどんどん広がっていきました。
単純な記事制作が転職のきっかけにもなったWEBサイト。WEBの専門用語もわからない、全然違う畑で働いていた私でしたが、今では集客のデータ解析やサイトのSEO対策、コンテンツの時期調整など、WEBサイト全体の運営と改善を任されるまでになりました。
好奇心旺盛な性格のおかげか、新しい仕事を覚えることは全く苦にならないどころかむしろ楽しかったのです。結果的にはそれが会社やお客様の役に立ち、自分の価値を実感できるようになり少しずつ自信に繋がっていったのだと思います。
次回は【日々精進編】。
全くの素人から始めたこの仕事が成果につながったお話し。私は主婦経験が生きた!と信じています。