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「何とかなる」が危ない!50代専業主婦が老後リスクを回避するためにできること
老後資金2000万円問題が話題になったり、消費税率がアップしたりと、2019年は何かとお金について考える機会が多かった人もいるのではないでしょうか。
人生100年時代、少子高齢化社会に老後を迎える50代は、今の60代以上の人たちと同じような暮らしを送れるとは言い切れません。「確実」は存在しないので、考えられるリスクに今から備える必要があるのです。今回は、専業主婦にフォーカスして説明してきます。
専業主婦が抱える老後リスクって?
世間でどんなに老後資金について話題になろうが、自分たちは大丈夫だろうと他人事に思っている50代も実は結構多いかもしれません。夫の退職金や今までの貯金で何とかなるし、年金受給額の問題に悩むのは、自分たちよりも若い世代だろうと…。
確かに10年以上先の社会がどうなっているかはわかりませんが、人生にはまさかがつきもの。専業主婦が抱える老後リスクを挙げてみます。
お金
年金をもらう年齢では、子どもの教育費や住宅ローンの負担はない家庭も多いでしょうが、受給される予定の年金額でそれまでと同じような生活レベルを維持できるでしょうか。
また、どんなに計画的に貯金し使っても、無くなるときは一気に無くなるのがお金。医療や介護、災害など、もしかしたら保険でカバーできないレベルの問題を抱えることになるかもしれません。また、結婚した子どもが離婚して、孫の面倒を見ることになったなど想定外の出費だって発生するかもしれないのです。
普段、お金の管理は夫に任せっぱなしという人は要注意。まずは夫婦間の話題に出したり、明細書をチェックしたりしてお金を意識することから始めてみてはいかがでしょうか。また、将来受給できる予定の年金、そして貯金を使ってどのぐらいのレベルの生活ができるか具体的に知りたい人は、ファイナンシャルプランナーに相談するのも方法の一つです。
孤独
想像よりも早く夫が亡くなり、そして子どもも遠方に住んでいる場合、1人で過ごす生活が長くなります。それまで人間関係が家庭内で完結していた人ほど、孤独を感じてしまうかもしれません。たとえ、親しい間柄でなくとも、ちょっとしたときに会えたり、困ったときに助けを求めたりできる存在が近くにいるのは、安心につながります。
「働く」ことで老後リスクを回避できる
お金と孤独、この両方のリスクを少しでも回避できる方法が「働く」ことです。年齢に関係なく、いつまでも自分でお金を稼ぐ力を持っていることは金銭面の不安を軽減できます。また、働いて色々な人たちと接することで、人間関係も豊かになるでしょう。身体的・精神的にも健康を目指せます。
「長年専業主婦だったのに、仕事なんてできるのかな…」と不安な人もきっと多いことでしょう。そのような人は、在宅でできる副業や主婦歓迎の仕事に絞って仕事探しをする方法があります。以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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変化が激しく、「何とかなるだろう」が通用しないこれから。リスクを少しでも回避し、ストレスなく老後の生活を送るために、今から一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。