前回の【副業開スタート編】では…
保険会社勤務の主婦が1年で実現!「副業からWebディレクター」転身日記 【日々精進編】
【副業スタート編】【一念発起編】に続き、私のこけつまろびつの転身日記にお付き合いください。
ひょんなきっかけで始めた副業が縁で、友人社長のWEB制作・コンサルタント会社に転職。まとめとして、右も左もわからない状態ながら、そこそこ長い人生経験が生きたプチ成功体験を書きます。
前回までの記事。
自分の経験を仕事に生かすということ
副業から転職した会社は、小さいながらも(私以外の)社員それぞれのポテンシャルが高く、WEBサイト制作だけでなく紙・WEBコンテンツ作り、採用コンサルタントなど業務は多岐にわたります。
入社してすぐの私も、パートやアルバイト人材募集のためのコンテンツ制作を担当することになりました。
「人材募集原稿を書く」…初めてです。できるかな?と不安に感じましたが、最初のクライアントは主婦生活が中心だった頃の馴染み深い企業。よく利用していたので、サービスを受ける側の気持ち、実際に働いている人のイメージも浮かびました。
それまでに使用されていた募集の内容を見たところ、「これでは応募したくならないな。もったいないな。」と感じたので、自分がパートをするとしたら何が知りたいか、不安に思うことは何か、企業の知られていない魅力や、求職者に伝えたいことは何か、そんなことを考えました。
そうして出来上がった募集記事を、採用管理システムの会社に納品しました。
そして後日、採用システム会社のご担当から「応募が目に見えて増えた」という嬉しいご連絡が。クライアントにも喜んでいただき、数か月後には同じクライアントから別職種のコンテンツ制作を追加でご依頼いただきました。
自分の価値を掘り起こしてくれた環境
もちろん、プロライターとして仕事をしてきた方ならもっと良いコンテンツを制作することもできるでしょう。でも私の場合は、副業として未経験で始めたライター業です。ですが、今回のクライアントは主婦時代に馴染みがある企業だったこともあり、今までの主婦経験と適切なアドバイスをくれる上司という組み合わせが、短期間での成果につながったと思っています。
自分の価値はなかなか自覚できないものです。いつもと違う場所に一歩踏み出して、他の人に評価をしてもらうことで、良くも悪くも「自分の当たり前が普通ではない」ことに気づきます。主婦業が長かったこと、子育てをしたこと、お喋りが好きなこと、好奇心が強いこと…自分の経験や性質が「役に立つ」のを発見するのはとても楽しく嬉しいことです。
目下、持ち前の好奇心を発動して、WEBの世界を勉強中。1ユーザーだった私ですが「ビジネスを成長させるWEBサイトをイチから作る」は夢物語から現実に手が届く目標に変わりました。
名刺に「WEBディレクター」と堂々と印刷する日が楽しみです。転身日記といいながら発展途上ですみません(笑)