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自信を持てない女性必見!インポスター症候群の克服ヒント3つ
「優秀でないのに、なぜか昇進してしまった」
「このブランクの長さで再就職だなんて無理…」
職場で責任のある立場にあるミドル世代も多いのではないでしょうか。責任の重さに比例して、ますますやる気がわいてくる人もいれば、「私には無理」と不安でしかない人もいるかもしれません。また、長年専業主婦だった方で、再就職したいけれど自分にはアピールできるスキルや経験はないと思い込んでいる人もいるでしょう。
自分になかなか自信を持てないのは、もしかしたらインポスター 症候群が原因かもしれませんよ!
女性に多いとされるインポスター症候群とは?
インポスター症候群とは、自分の能力を周囲から高く評価されているにもかかわらず、自分を過小評価してしまう傾向のこと。 どちらかというと、女性の方が多い傾向があるようです。
インポスター(imposter)は英語の詐欺師、ペテン師の意味。周りに自分の能力の低さがいつか周りにバレてしまうのではないかと心配することから、「詐欺師症候群」と呼ばれることもあります。FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグ氏も、その著書の中で自らがインポスター症候群に悩まされてきたと告白しました。
症候群というと大げさに思えるかもしれませんが、「まだ何も挑戦していないのにもかかわらず、自分には無理と思いこむ」、根拠のない自信の無さに悩まされている人は結構いるのではないでしょうか。
インポスター 症候群の克服ヒント3つ
1. 「できたこと」に注目する
「私には強みが何もない」と思っている人ほど、完璧主義なのかもしれません。そんな人は、「できないこと・できなかったこと」ではなく、「できたこと」に目を向けるようにしましょう。「時間内に家事を終えられた」「会社の上司に、『気がきくね』」と褒められた」など、些細なことでも良いのです。大切なのは書く内容ではなく、できたことを見つけようとする姿勢。こうすることで、自分を褒める習慣が身についていくのです。小さな成功体験の積み重ねが、やがて大きな自信につながります。
2. D言葉は使わない
普段の会話で「どうせ私なんか」発言を連発していませんか?このような否定的な言葉を繰り返し使うと、気がつかないうちに自分を傷つけてしまいます。相手に対しても、謙遜ではなく卑屈な印象を与えかねません。「でも」「だって」「どうせ」のD言葉は口にしないよう、意識しましょう。
3. 人間関係を見直す
昇進や希望の転職など、あなたが成功することを面白くないと思う人は、職場でもプライベートでも必ずいるもの。「なんであなたが選ばれたの」「あなたより私の方ができるのに」など、否定的な言葉や態度を見せる人からは距離を置きましょう。もちろん、仕事上、どうしても付き合わなければいけない関係の人もいます。その場合は、相手の一挙一動に動揺せず、仕事の成果で見返せるように努力しましょう。
挑戦してみなきゃわからないことがある
程度の差こそあれ、どんな人だって新しいチャレンジをするときには不安を伴います。どんなに自分に自信がある人でもです。でも、実際に取り掛かってみなければわからないこともあります。最終的に成功したといえるようになるためには、小さな失敗を繰り返し、その度に軌道修正をすることが必要なのです。
「ブランクが長すぎて、再就職できる自信がない」
「昇進したけれど、うまくやっていけるか不安しかない」
そんな人は、まずは行動し、走りながら課題を解決していくのも選択肢のひとつではないでしょうか。