副業
調査データから読み解く「シニア就業・採用の実態」【求職者編】 »
理由はさまざまですが、昨今ではシニア層において定年以降も働きたいという声が増えてきています。この実態について、株式会社リクルートジョブズの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」が全国の60歳~74歳の男女へ調査を行いました。 その結果によると、「何歳くらいまで働きたいか」について「70~74歳」と答えた人が40.2%と最も多かったそうです。また年齢があがるにつれて働きたい年齢も伸びる傾向にあり、現在から4、5年程度先まで働きたいと考えている人が多いという結果になっています。 希望については上記の通りですが、では就業と採用に関してはどうなのでしょうか。今回は求職者の目線から、調査結果について更 […]
「働き方の未来2035」から想像する30年後の「シニアのシゴト」【後編】 »
前編では、2035年の社会においては働き方が大きく変化していることが予測されるとお伝えしました。 「働き方の未来2035」から想像する30年後の「シニアのシゴト」【前編】 その中で、考えられるケースについて厚生労働省主催の懇談会の報告書「働き方の未来2035」からご紹介します。 ケース1【2016年:50歳 2035年69歳、女性】 彼女は50過ぎまでは会社の経理業務に就いていたましたが、経理はAIが代替するようになります。2031年頃に病院へ転職し、そこで働きつつ心理学の勉強をしてカウンセラーの資格を取得。病院ではAIやVR技術の活用によりかつての医師不足や看護師不足の問題も解 […]
「働き方の未来2035」から想像する30年後の「シニアのシゴト」【前編】 »
少子高齢化や技術革新などにより社会が変容していく中、厚生労働省は約20年後の2035年を見据え、多様な働き方が可能な社会の仕組みづくりに向けた懇談会を開催してきました。その報告書である「働き方の未来 2035」から、予想される社会と働き方の変化についてご紹介します。 AIが苦手で人間が得意とする仕事 昨今注目を浴びている技術の一つにAI(人工知能)技術があります。よく「AIがさまざまな仕事を代替するようになる」というようなことが言われますが、AIにも得意不得意があるのです。 AIが得意な仕事というのは、定型的なもの、あるいは大域的判断を必要としない作業的なものです。逆に人の中にある人間性に基づ […]
講師研修卒業!&キャリアカウンセラー資格&おすすめ本〜55歳の退職ストーリー(7)〜 »
「55歳の退職ストーリー」前回はこちら やりたいことが見つからない、こうなりたいが見つからない人へ〜55歳の退職ストーリー(6)〜 季節は秋。ご贔屓チームの出ない日本シリーズが終わり、ハロウィンの際どいコスプレをチラ見し、稀勢の里やっぱりか!と現実に目を背けていても時間は過ぎますな、やっぱり。 ということで、現実の方の進捗報告いたします。 研修の講師の勉強終了 前回講師デビューをご報告しましたが、めでたく卒業しました。卒業はしたものの講師の道が開けたわけではないので、これからどう講師業へ結びつけていくか五里霧中って感じです。 塾の主催者(企業研修を行っている会社)から、研修の企画を手伝わないか […]
【欧米の副業事情】ドイツのミニジョブ制度(ドイツ前編) »
日本では「複業・兼業」の波が大企業の間にもどんどん広がり、政府も平成30年1月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめており、制度的にも整いつつあります。 このシリーズでは副業に関する欧米の現状をご紹介していますが、今回はドイツ。ドイツには「ミニジョブ」という独特の制度があり、社会保険や税金の面で通常の労働とは少々異なります。複数就業に深く関わるミニジョブ制度からご紹介します。 ミニジョブ制度 ミニジョブとは賃金平均が月額450ユーロ以下のパートタイム労働の一種です。最低賃金や休暇、労災保険に関しては、通常の労働者と同じ。その他の社会保険である医療、介護、失業保険は適用されません。ミ […]
やりたいことが見つからない、こうなりたいが見つからない人へ〜55歳の退職ストーリー(6)〜 »
「55歳の退職ストーリー」前回はこちら あと4ヶ月で無職。研修講師デビューです。〜55歳の退職ストーリー(5)〜 先週講師デビューしました。模擬登壇なので、無料ですし受講者も10人くらいなもので、本当のそれとは大分違うのでしょうが、デビューはデビュー!(祝) さて私の感想は「ひょっとして向いてるんやない?イケルやん」と大胆にも思いました。 講師って、その道の超スペシャルな人なんだ、超スペだから講師なんだと思っていました。今回やって、プロの講師と接してみて「確かにプロなんだけど、プロだから教えているっていうより、教えているうちにプロになった」って感じを受けました。 資料も一からオリジナルってんじ […]
「目的はイノベーション創出」コニカミノルタの副業解禁戦略【前編】 »
政府が、「働き方改革」のなかで副業・兼業の促進に力を入れていることもあり、国内企業による「副業解禁」の動きが広がりつつあります。2018年以降、スタートアップ企業だけでなく、大企業も副業を解禁するところが増加しています。 日本の電気機器メーカーであるコニカミノルタも2017年12月に「兼業・副業の解禁」および「ジョブ・リターン制度」を導入しました。140年の歴史を持ち、様々な困難を勝ち抜いてきた大企業がなぜ副業解禁に踏み切ったのでしょうか。前編の今回はコニカミノルタの副業解禁の背景についてご紹介します。 大企業であっても生き残るのが難しい時代 コニカミノルタのメイン事業である情報機器ビジネスは […]
副業社員がもたらすイノベーション!副業推進が社内改革に必要な理由 »
副業を容認または推進する企業が少しずつ増加している昨今ですが、ひと昔前は「二君に仕えるべからず」とでも言うかのように、副業禁止を規定に入れている起業がほとんどでした。しかし、今や大手ですらその限りではありません。 こうした動きが出てきたのは、当然副業を認めることで起業側にもメリットがあるという認識が広がってきたからです。企業における副業推進のメリットは何なのか、今回は企業のイノベーション創出の視点から副業推進を考えてみます。 グローバル化が進む現在、競争相手は日本国内だけでなく、外国、さらには異業種にも広がりつつあります。自社のあるべき姿を描き、経営側と従業員が一丸となって働き方や働く意識を変 […]
フルタイム正社員にこだわらないシニア世代のプロフェッショナル人材活用のメリット »
人材不足が叫ばれる昨今、多くの企業で人材の確保が大きな課題となっています。優秀な人材の採用が難しくなってきているため、解決策のひとつとして「柔軟な働き方」を受け入れる企業が増えてきています。今回はフルタイムにこだわらない「柔軟な働き方」が、企業と働き手、双方にもたらすメリットをご紹介します。 企業側のメリット 企業側のメリットは2点あると考えられます。 1点目は優秀な人材の確保です。 さまざまな面で企業は生き残りをかけ、優秀な人材を求めていますが、需要に対して供給が追い付いていないのが実情です。ビジネス環境の進化のスピードは速く、求める条件にピッタリ合う人材の応募を気長に待つ時間はありません。 […]
雇用と自営の中間?副業にも多い「雇用類似の働き方」って何? »
「雇用類似の働き方」という言葉、ご存知ですか?雇用関係ではなく、業務ごとに業務委託契約や請負契約を結んで仕事をする、自営と雇用の中間的な働き方のことです。副業に多いフリーランスやクラウドソーシング等を利用した自営型テレワークで働く場合などが典型的なケース。企業組織に属さず「雇用」と「自営」の中間的な働き方が増加しているのを受け、厚生労働省でも検討が始まりました。「雇用類似の働き方に関する検討会」の報告書(2018年3月・厚生労働省)を基に、現状や問題点についてお伝えします。 「働き方改革実行計画」では、拡大している雇用類似の働き方について、実態を把握し保護等のあり方を法的保護の必要性も含めて中 […]