兼業
副業への手順~その②:時間をつくる 前編~ »
当サイトではこれまで、副業について多くの視点から考えてきました。改めて副業を始める際に何から手を付けたら良いのか整理し、順を追って説明する副業への手順シリーズ。副業への手順①では「何をやりたいか」という視点からお話ししました。今回は副業への手順の2番目として、副業をするための時間管理について前編と後編で考えていきたいと思います。まず前編では、副業と労働時間に関する現状について見ていきます。 副業に否定的な企業は過重労働を懸念 独立行政法人労働政策研究・研修機構の「多様な働き方の進展と人材マネジメントの在り方に関する調査(企業調査・労働者調査)」によれば、「副業・兼業を許可する予定はない」と回答 […]
副業への手順~その①:何をやりたいかを決める 後編 »
前編ではミドル・シニアの副業は、「やりたいこと」、「自分の幸福」を基準にして決めるということについてお伝えしました。しかし、やりたいことは決まったものの、本当にそれで良いのか、客観的にどのような価値があるのかは当事者にはわかりづらいものです。 興味関心が強いことは、知識は深くても視野が狭くなったり、仕事として重要な視点が欠けていたりするかもしれません。副業で失敗しないために、家族や知人、本業の同僚などに相談するのも一つの方法ですが、今回はプロのキャリアカウンセラーに相談し、客観的なアドバイスを受けることについて考えてみます。 キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントとは 面談やグループワー […]
副業への手順~その①:何をやりたいかを決める 前編 »
さまざま企業で副業容認や解禁が推進され、インターネット上には副業に関する情報があふれています。それらの情報からは、現在本業に従事している人の半数以上が副業経験者もしくは副業希望者であると推測できます。しかし、いざ副業を始めよう!と思っても、何から始めたら良いのかわからない方が多いのではないでしょうか。 当サイト内でも副業について多くの視点から考えてきましたが、ここで改めて副業を始める際に何をどうしたら良いか、順を追って整理してみたいと思います。 大事なポイントは「何をやりたいか」、「時間」、「収入」の3点です。 5回にわたって見ていきますが、今回は「やりたいことの見つけ方 前編」です。 やりた […]
副業・兼業の裏事情~企業側、働く側 それぞれの事情 »
2018年9月に独立行政法人労働政策研究・研修機構から「多様な働き方の進展と人材マネジメントの在り方に関する調査(企業調査・労働者調査)」がプレスリリースされました。 この調査では副業に関する企業調査と労働者調査が含まれており、企業と労働者の意識について知ることができます。今回は、この調査をもとに企業と個人の副業に対する意識の現状について紹介していきたいと思います。 調査の目的・概要 この調査の目的は、多様な人材一人ひとりの能力が発揮され、いきいきと働き続けられる職場環境の構築に向けた人材マネジメントに関する諸課題を明らかにすること。2018年2月から3月にかけ、全国の従業員100人以上の企業 […]
7割超の企業が新たな人事施策に意欲あり »
採用環境は売り手市場、企業は採用難が続いています。優秀な人材を確保するための対策として、企業はどのようなアプローチを考えているのでしょうか。 2019年度の中途採用計画について、人事部門の中途採用担当者を対象に行ったリサーチがあります。2018年9月、株式会社リクルートキャリアが各企業の人事部門で中途採用を担当している628人に対しインターネット調査。「中途採用」と「副業」を人事担当者がどう見ているかがわかるこのデータを基に、企業における副業(複業)・兼業の今後について見ていきましょう。 多くの企業が新たな人事施策を実施・検討 優秀な人材を中途採用で確保するための新たな対策についてですが、過去 […]
副業受け入れで人材ゲット~中小企業の人手不足に特効薬!?後編~ »
前編では、関東経済産業局のアンケート調査による「兼業・副業による人材の受け入れニーズに関する調査報告書」より、中小企業が抱える人材に関する悩みや副業、兼業受け入れへの懸念について見てきました。 人材不足の内側をチェック~中小企業の人手不足に特効薬!?前編~ 今回は、同資料より実際に副業、兼業受け入れに取り組んでいる企業へのインタビューからわかったことをご紹介します。 必要な時に必要なマンパワーを 副業、兼業を受け入れる上での企業側の大きなメリットとして、「繁忙期のみ或いはプロジェクト単位での雇用が可能」という点があります。特に中小企業では、常に多くの人 […]
人材不足の内側をチェック~中小企業の人手不足に特効薬!?前編~ »
昨今、労働市場では少子化などに伴う人手不足が叫ばれていますが、その内情は大企業と中小企業で異なっています。今回は、「平成30年度関東経済産業局のアンケート調査」による「兼業・副業による人材の受け入れニーズに関する調査報告書」より、問題の実態と解決への糸口を探っていきます。 参考サイト:兼業・副業による人材の受け入れニーズに関する調査報告書(PDF) 若手人材不足に悩む中小企業 まずは「人材において抱えている問題」についての回答から見ていきましょう。 大企業では「人材育成」63.4%、「生産性の向上」58.1%、「募集しても人が集まらない」36.6%。一方で中小企業は「募集しても人 […]
みずほ総研「副業・兼業の可能性」から読み解く ミドル・シニアの未来【広がり編】 »
前回の「副業・兼業の可能性」から読み解くミドル・シニアの未来【現状編】に続き、副業・兼業がどのような可能性をもっているのか、その展望についてご紹介しましょう。 副業が経済を活性化 みずほ総研の算出によれば、副業の潜在的希望者は2200万人。副業を希望する多くの人たちが、実際に副業をできるようになれば経済活性化が期待できます 。 仮に、潜在的希望者が副業をした場合、短期的に1~2兆円程度の賃金増加が見込めるとのことです。賃金増加により消費が増加することを考慮すると、GDPを約0.1%押し上げる試算となります。副業を許可する企業が増加し、希望者が副業をできる環境になれば 、賃金増加額は上記の算出よ […]
みずほ総研「副業・兼業の可能性」から読み解く ミドル・シニアの未来【現状編】 »
話題になったリンダ・グラットン著「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」。2007年生まれの日本人は約50%の確率で107歳まで生きる、という推計が紹介されています。 人生100年時代に向け、ミドル・シニア世代の働き方やキャリア形成はどのように変化していくべきなのでしょうか? みずほ総研のレポートから前半と後半に分けて読み解きます。 まずは副業や兼業の現状について紹介しましょう。 企業の副業に対する意識 みずほ総研の資料によれば、企業の多くは依然として副業に対して慎重な姿勢を見せているようです。 「副業・兼業の許可する予定はない」と回答した企業の割合は全体の75.8%に上っていて、その […]
認定創業スクールって何?怪しい起業塾やセミナーとは違うの? »
「認定創業スクール」というのを聞いたことがあるでしょうか。「起業セミナー」や「起業スクール」という言葉は、起業や独立を目指している方はインターネット上でよく見かけたり耳にしたりするかと思います。数十万円と高額な情報商材にもかかわらず内容が薄い、オンラインサロンに入ったけれど効果がなかったなど、ユーザーからの評価が低いものも見受けられます。 一般的に「創業スクール」は、創業に必要な知識やノウハウの獲得、あるいはビジネスプラン作成の支援のための講座やセミナー全般を指す言葉です。その中でも、一定の基準を満たし経済産業省中小企業庁の認定を受けたものだけが「認定創業スクール」を名乗ることができます。ウェ […]